max bill MEGA Solarが2021年レッド・ドット・デザイン賞を受賞

毎年、デザイン業界ではレッド・ドット・デザイン賞の行方を熱心に見守っています。世界的にも名高い同賞は、国際的な専門家によって構成される審査委員会が選考を行い、製品デザイン、ブランド&コミュニケーション・デザイン、デザインコンセプトの3つの部門で卓越したクオリティのデザインに贈られています。

今年は、ユンハンスのmax bill MEGA Solarが、デザインの専門家、学者、ジャーナリスト50人によって構成される審査委員会から認められ、レッド・ドット最優秀賞を製品デザイン 部門で獲得しました。60か国から合計7,800以上の製品がデザイン賞に応募し、審査は、形状、人間工学的デザイン、製品の寿命などの観点から行われました。

レッド・ドットの創始者でCEOでもあるペーター・ツェック教授は、「レッド・ドット最優秀賞の受賞者は独創的なデザインの能力を証明しました。製品デザインの新しいトレンドを生み出すような作品で、今後の発展について展望を与えてくれるものです。美と機能の完璧な共存に成功したのは参加者のごく一部だけでした」と説明し、「これらの素晴らしい作品は称賛に値します。全受賞者に心からお祝いの言葉を申し上げたいと思います」と述べました。

記念の年に受賞

1961年にバウハウス出身の芸術家でプロダクトデザイナーのマックス・ビルが腕時計をデザインしました。このシリーズは今日でも当初のデザインとほとんど変わらない形で製造されています。時計のデザインがほとんど変わらないままである一方で、ユンハンスは時計の装備にたえず改良開発を重ねてきました。ピュアさを極めたマックス・ビルの製品デザインを最新の時計テクノロジーと徹底的に融合したmax bill MEGA Solarは、その功績が認められ、オリジナルモデルの発表からちょうど60年後にレッド・ドット・デザイン賞に輝きました。

max bill MEGA Solarのダイアルは分かりやすい配列によって、本質的なものにだけ集中しています。分と時間の目盛の釣り合いは、芸術家マックス・ビルの完璧なバランス感覚を反映しています。ライトインデックスが3時、6時、9時に、ダブルインデックスが12時位置に配され、時刻が読み取りやすくなっています。そしてケースの縁はスリムになっていて、ダイアルが強調され、マット仕上げの配色により時計のミニマル・デザインが引き立っています。

はっきりとシンプルになった時計の外観を可能にしたのが、新開発の技術です。max bill ME-GA Solarのために特別に、ユンハンスは光を透過するダイアルをデザインしました。このダイアルの下にあるドーム型の太陽電池が高効率で高精度の多周波電波式ソーラームーブメントに電源を供給しています。こうして、最新のテクノロジーはマックス・ビルのデザインにスムーズに適合しています。2021年からは、オプションでサファイアクリスタルも注文可能です。

さらに、パーペチュアルカレンダー、クラウンまたはアプリを使って現行のあらゆるタイムゾーンに設定可能なのでとても快適です。肌に優しいチタニウムのケースは高耐傷性であると同時に特別に軽量です。

max bill MEGAには、このシリーズの生みの親であるマックス・ビルのモットーであった、実用的な価値と美の融合が体現されています。

レッド・ドット・デザイン賞について:

多様なデザインを専門的に評価するために、レッド・ドット・デザイン賞では3部門レッド・ドット製品デザイン賞、レッド・ドットブランド&コミュニケーション・デザイン賞、そしてレッド・ドットデザインコンセプト賞に分類されています。18,000製品以上が応募するレッド・ドット賞は世界最大のデザインコンテストです。賞の始まりは1955年。その当時最高のデザインを評価するために初めて審査委員会が結成されました。そして1990年代には、レッド・ドットのCEOペーター・ツェック教授が賞の名称やロゴを新しくし、発展させてきました。それ以来、「レッド・ドット」は優れたデザインに贈られる国際的に重要な賞として、多くのメーカーが目指しています。受賞作品は年鑑、ミュージアム、そしてオンラインで紹介・展示されます。詳しい情報はwww.red-dot.orgをご覧ください。