パーフェクトなタイミングを追い求めて

スキージャンプの息をのむスピード感、クロスカントリースキーの感動的なラストスパート、そしてノルディック複合の多面的な魅力。2023年の2月21日から3月5日にかけて、スロベニアのプラニツァで第54回FISノルディックスキー世界選手権が開催され、5億人を超える世界中のウィンタースポーツファンがテレビの映像にくぎ付けになり、現地で熱狂します。

2019年のゼーフェルト大会、2021年のオーベルストドルフ大会に続いて、3大会連続でユンハンスがこの一大イベントのオフィシャルタイミングパートナーを務め、それぞれ150本限定の特別モデル、1972 Competition FIS Edition Lemonと1972 Chronoscope Quarz Edition FIS Lemonを発売します。この2種類のスポーティーなタイムピースはシュランベルクの伝統的な時計メーカー、ユンハンスとウィンタースポーツとの特別な結びつきを体現しています。スロベニア史上最大のスポーツイベントとなるこの大会には、ユンハンスがスポンサーとしてサポートするだけでなく、ユンハンスを代表してブランドアンバサダーのカール・ガイガーがスキージャンプの競技に参加します。

「クロスカントリーでもジャンプスキーでもノルディック複合でもウィンタースポーツにおけるメダル争いは、ユンハンスのDNAを構成する重要な二つの要素を一つにまとめます。一つは時間。これがメダル争いで決定的な役割を担います。もう一つはウィンタースポーツ。ユンハンスの故郷、シュヴァルツヴァルトでは伝統に深く根を下ろしているのがウィンタースポーツです」。ユンハンスにとってFISノルディックスキー世界選手権がいかに重要であるかを、ユンハンスのマーケティング部長、トーマス・フィードラーが語っています。

スポーツへの感動の伝統

オフィシャルタイミングパートナーとして参加するこの機会にユンハンスが発表する2種類の特別エディションは、長年にわたりトップスポーツに感動を与えてきたユンハンスを象徴しています。1920年代の手動ストップウォッチ製造から始まり、とりわけ1960年代から80年代にかけて数多くの大イベントに参加し、スポーツにおける時間計測においていくつかの新技術を開発し、基準を打ち立ててきました。滑降やスラロームなどのアルペンスキー競技の種目もその一例です。電子式のスターティングブロックの導入により、ユンハンスによるスポーツ時間計測のクロノメーターは1972年、最高点に達します。今回の2種類のモデルは、この歴史との関連を名前とデザインで示しています。

レモンイエローとブラックの刺激的でスポーティーなカラーデザインは1970年代の外向的なスタイルを引用し、ダイナミックなフォルムを強調しています。特にコントラスト豊かな仕上げのカウンターの針と積算計により、インジケーターが理想的な読み取りやすさになっています。

そしてどちらのクロノグラフも、両面反射防止コーティング付きサファイアクリスタルと最大10気圧防水で、スポーツにも使用できる装備になっています。

スキージャンプ選手に贈られるユンハンス賞

プラニツァではスキージャンプに特に注目です。ラージヒルの男女個人のアスリートたちには、メダルのほかにもユンハンス賞が用意されています。3回目となる今年の賞では、2回のジャンプで合計距離が最高の選手に贈られます。もちろん、ユンハンスのブランドアンバサダー、カール・ガイガーもこの賞の獲得を狙っています。男子団体と混合団体で前回優勝のカール・ガイガーは、彼の選手人生にとって特別な地に戻ってきたことになります。2020年、ここプラニツァでスキージャンプの世界チャンピオンになったのです。今回はノーマルヒルとラージヒルの団体および個人に出場して金メダルを目指します。

「第54回FISノルディックスキー世界選手権に今回も引き続きオフィシャルタイミングパートナーとして参加できることをうれしく思います。滑走のコースでも踏み切り台でも、アスリート全員が成功を収め、パーフェクトなタイミングを追い求めるなかで、ほんの少しでもいいから必要な運に恵まれることを願っています!」とユンハンスのトーマス・フィードラーは語っています。