シュランベルクからの傑作

11/10/2016

1930年代、シュランベルクにあるユンハンスの時計工場からマイスターコレクションのサクセスストーリーは始まります。その最高品質の基準は当初から認められていました。マイスターシリーズにはブランドの中でも最高品質のムーブメントのみが使用されています。現在に至っても、特徴的なモデルは最高級のウォッチメイキングの専門知識と紛れもないユンハンスのデザインを表現しており、伝統的なブランドと本物の品格を備えています。



最高の必要条件について

マイスターコレクションのルーツは1936年に遡ります。その特徴的な外観に加え、丁寧な工程を経て製作されたムーブメントも際立っています。「マイスター」(英語:マスター)の名は、コレクションに使用されているムーブメントの品質に由来しています。そこにはユンハンスの時計で最も洗練された、最も複雑な構造のムーブメントで、ユンハンスが誇る最高レベルの機械式専門知識が込められています。1960年代までの古典的でエレガントなルックスは、「時計の建築家」と呼ばれたアントン・ツィーグラーによってデザインされました。彼はダイヤルデザインのバランスにこだわりを持ち、彼のデザインのモットーは「ダイヤルエレメントとの相対性が欠ければ魅力ある時計は生まれない」でした。この理論は現在においても、ブランドの長きに渡る歴史あるデザインに反映されています。

1950年代と1960年代のユンハンスは、マイスターコレクションで時計業界全体に新たな基準を追加しました。1951年頃、ユンハンスはすでにキャリバーJ82と共にドイツの市場で最大規模のクロノメーターマニュファクチャーとして重要な地位を築いていました。通常より大きなスクリューバランスを装備したクロノメーター認定キャリバーJ82はムーブメント開発の重要なマイルストーンのなり、そして1956年にはユンハンスを世界で3番目に大きいクロノメーターメーカーにまで成長させました。その後1960年までJ82は公式にテストされた数千個の数のクロノメーターを毎年継続的に完成させインストールしていました。

さらに伝説的なムーブメントとなったのは、1949年から同社のクロノグラフとして使用されていたキャリバーJ88で、複雑なブレゲスプリングを社内で開発したコラム・ホイール・クロノグラフです。1951年に初めてタキメーターとテレメータ機能をダイヤルに表示しました。1955年に新たに設立されたドイツ連邦軍は、パイロット達の為の時計を依頼し、ユンハンスがその役割を勝ち取りました。そして12の凹面ノッチベゼル(BW-111タイプ)を備えた伝説的なパイロット・クロノグラフを製造しました。1970年には、機械式時計からクオーツ腕時計に変わる傾向だったので、当時製造したマイスター腕時計が最後になると考えられていました。

見事な新しい演出

2011年にはマイスターコレクションは再始動し新たなスポットライトを受けることになります。ユンハンスは今年創立150周年を記念し、そして祝福するために、歴史的なコレクションに基づき、そしてモダンで新しいデザインを施しました。その特徴的なデザインは、ブランドの過去と現在の両方を反映しています。古典的に設計されたダイヤルは、皿形のサブダイヤルにより、紛れもない外観を得ることができました。「マイスターは優雅で繊細な、浮かび上がるエレメントの視覚的隠蔽性と、ユニークなプロポーションがエキサイティングなキャラクターを演出し、そのデザインは高みに達成しています。」とユンハンスのデザイナーであるフォルカー・フックス氏は述べています。マイスター クロノスコープとマイスター クロノメーターの特別な限定商品は、ブランドのアニバーザリーを記念して発表されました。現在では、サブダイヤルを備えたマイスター ハンドワインド、マイスター クラシック、マイスター クロノスコープ、ムーンフェイズ、カレンダーウィークディスプレーを備えたコンプリケーションモデルもございます。女性には、フェミニンな演出の歴史的なコレクションをご用意しています。

機能性と伝統の組み合わせ

1951年の歴史的なクロノグラフに触発され、2014年にユンハンスはマイスターコレクションに新たな商品を発表しました。マイスター テレメーターはサブダイヤルの特異な配置など特徴的なデザインを現代に蘇らせました。また、テレメーターとタキメータースケールを装備したマイスター テレメーターは、当時成功を収めたオリジナルウォッチの復刻版タイムピースとして登場しました。分の目盛と光沢のあるシルバー文字盤の周りの細かいスケールは、現代と伝統的な価値の両方を反映しています。このダイヤルの古典的なデザインとスポーティなダイナミズムの組み合わせは、スポーツシーンだけでなく、あらゆるシーンにも着用していただくことを可能にしています。

2015年には、マイスター パイロットの登場でマイスターコレクションにアビエーションウォッチを誕生させました。特徴的な外観と独立した機械式時計は腕なじみがよく、操縦士にぴったりです。 そのデザインは1955年に発表されたユンハンスの伝説のパイロットウォッチの重要な設計要素が組み込まれており、そして現在のマイスターコレクションのエレガントなデザインの組み合わせが反映されています。ドーム型サファイアクリスタルには両面無反射加工を施しており、ルミナス加工のインデックスや針は明確な視認性を提供しています。また、7箇所ネジ止めされたケースバックには特別にコンパスローズが刻印されており、人口地平線形でクラシックなアビエーションウォッチの特徴を表しています。際立つそのデザインは、パイロットウォッチには珍しい優雅さを表現しており、離陸時に必要な明るさと言えます。

純粋な情熱の表現

ユンハンスと自動車との関係 - 19世紀末から既に情熱的な車愛好家であった創業者の息子アーサー・ユンハンスは2つの世界の間に強力なコネクションを作りました。2016年に発表したマイスター ドライバーコレクションは、再びハンス・ヨッヘンシュタイムとハンス・シュタイムの車への情熱をシェアするためデザインされました。マイスター ドライバーのデザインは彼らの印象的なコレクションから選ばれたクラシックカーの特徴に基づいており、ダイヤルはスピードメーターを連想させ、特徴的なカラーリングのレザーシートはレザーストラップのステッチに反映されており、歴史的なバックグランドを時計に表現しています。そして今後も継続していきます。

ユンハンスのマイスターコレクションでは、伝統と現代の素晴らしい共生を表しています。CEOのマティアス・シュトッツは、「第4世代時計職人として、私は日々この偉大な老舗ブランドの特徴である謙虚さと誇りの両方を取り入れ、新しいモデルを発表することを誇りに思っています。時計の外観は、お客様の喜びの源であるべきです。」と述べています。